モリエールくんとぎん先生

すだれさんが、男子高校生化に、なんと私とぎんの字さんのペアで描いてくださいました！
可愛い！
あんまりにもニヤニヤしちゃう絵なもんで、妄想が涌いちゃって涌いちゃって

以下すだれさん設定ｖ

モリエールくん　応援団所属。身長をのばすべく牛乳大量摂取中！夢は甲子園で団旗を持つことｖ
ぎんの字先生　謎多き保健室の先生。白衣の下のがたいがいい！すごくいい！←ｖ


ね！妄想しちゃうよね！//

☆☆☆

「…大変…だぁっ！遅刻遅刻！頑張れオレ！間に合うはずだろ、オレ！」

部室前で恒例の早朝訓練をしていたオレは、つい自分の世界に入ってしまい熱の入ったエア応援にはまり、気づけば始業までわずかな時間しか残されていないという事実に慌てていた。
しょうがないから、自分を励ましながら校庭を走り、玄関を目指していたんだ。

「っ！あっ」

ふと目にした窓が一枚だけあいているではないか。
なんと言うラッキー！
玄関まで行かない分、時間が稼げるではないか。
躊躇するどころか、小躍りする気分になって、その窓を目指して颯爽とオレは走った。
この足がもっと長ければ、もっと早く着くだろうに。
窓枠に飛びつくと、足をかけてよじ登る。
上靴は、一限目が終わってからこっそり履き替える　でいいじゃない。
うん、ナイスだ、オレ。

「……」

乗り越えようと掴む窓枠に、自分以外の手が置かれた。
大きく大人の手に続くのは眩しい白の袖で。
カクカクとした動きで顎を上げていくと、そこには不敵な笑みを浮かべる保健医のぎん先生がいた。

『せんせー…、ロン毛は校長に叱られないんすか』

口を呆けて見上げながら、そんなことを考えていた。

キーンコーンカーンコーン…

あっ間に合わなかった…（泣）

不法侵入うんたらかんたらということで、放課後に窓枠の掃除もうしつけられちゃったよ。
自分よりもずっと高い場所にあるぎん先生の背が羨ましくて、本日三個目の牛乳パックを飲み干してから、刑罰をくらいに向かった。

キーキー怒ってばかりの担任と違って、ぎん先生は柔和だ。
クールな顔立ちに、怒ると恐そうに見えるけど、実際は話しやすい。
朝の出来事も、綺麗にぞうきんをかけた窓枠を確認して簡単に許してくれた。
自分との肩の高さの違いを見つめながら、フツフツととある悩みをぶつけてみたくなった。

「ぎん先生、背が高くていいなあ」
「ん？そうか？オレもお前くらいの時はそのくらいの背だったぞ」
「へっ！？ウソ！」
「マジなのよ～ふふふ～」

何か秘策を行っての背なの？マジで？
その奇蹟をオレの身の上でも起こしたい！

「どうやったらぎん先生のように背が伸びますか！」
「ん？ああそうだ、いい方法があるぞ～ぃ」
「わあ、教えて下さい！」

【鉄棒にぶら下がる作戦】

校庭にある自分だけでは手が届かない鉄棒に、ぎん先生にぶら下げてもらう。
全体重が、手に…！
ブラリと下がる足が揺れるたび、腹が千切れそうなんすけどっ
背が伸びそうだけど、このままだと、腹の辺りが伸び…
ぐおっ、胴長いやｗｗｗｗｗｗ

「ぐううう、せっ、先生、オレ足も伸ばしたいんだけど…」
「ん？そうか、わかった、ちょっと辛いぞ～」
「が、頑張ります！」

【二階の窓から足を押さえられて逆さ吊り】

「あーぎゃー。牛乳が出ちゃううう」
「ほら、我慢我慢ｖ」
「せんせいｗｗｗなんすか、その笑顔…くううっ、さどｗ」
「モリエールくん、ヘソが丸見えだよ、腹が動いて、あれだ、『きたのくにから～ふらの～』踊って見えるよｗ」
「何そのネタｗｗｗぶっほ、ちょ出る、マジでえええ」

ヨロヨロになりながらオレは、保健室で身長を計測してもらった。

何も変わってなかった…。
オレの苦労は一体…。
変に力んで腹を下したオレは、ぎん先生の優しさで出来ている正露丸を貰って帰った…。
オレを甲子園に連れて行ってくれる予定の野球部員のシャチくんに、一緒に帰る時、口臭いと言われて凹んだ。

そして翌日のこと。
牛乳を飲みすぎて腹具合が悪くなったオレは保健室の扉をくぐった。
薬臭いながらも清潔で白率の高い部屋に、デスクで午後の日差しを受けているぎん先生は神々しかった。
書類を書き綴るペンを持つ手とは別の手が、ダンベルを持っていなければよかった。
っていうか、何で保健医が鍛えながら仕事してんだよ！
何だ、その白衣の下のマッチョ感漂う体は、この部屋で作られてるのか…？！
おおう、興奮しちゃ駄目だよ、オレ。
あらぶる腹を耐え切って、弱々しくオレはため息をついた。

「おっ、どうした？」
「…下痢止めを…」
「ん？ああ、また腹こわしてんのかｗゆるい腹してんのなあ」
「待ったあ！今日は正露丸以外で！ストッパとかあるでしょ？」
「ん？ないｗｗ正露丸の大瓶がなくならないと、次の購入は無理なんだよん」
「げえっ」

手に持っている正露丸の瓶の大きさに目を見開き、そしてぎん先生の後ろの棚に、正露丸と書かれた未開封の箱が綺麗に並んでいることにオレは気づいてしまった。
…なんてこった。

「元はといえば、牛乳のみすぎなんだよ。何事もほどほどにしないと」
「はーい」

ごめん、シャチくん。今日もオレの口臭は最低だ…。
この正露丸で、背が少しでも伸びるんなら、いくらでも飲んでやるのに。
何でこんなに、くっせえのぉ、最低な味だよ、まったく。
涙目になってたせいなのか、オレを見守るぎん先生の顔が、とても嬉しそうだった。
先生…、やっぱりわざと正露丸出してるよね？
正露丸いらずにするには、牛乳を飲むのをやめればいいんだけど。
オレは１０ｃｍでも２０ｃｍでも背が伸びたいんだ。

「おっ、そうそう、足を伸ばすいい方法を考えたんだけど、やってみる？」
「やります！」

間髪入れないオレの即答ぶりに、ぎん先生は至極満足そうに頷くと、ベッドを仕切るカーテンを開いた。

「じゃあ、ここに寝て」

何をはじめるのか疑惑を感じないわけではなかったが、背を伸ばしたい一心で横になった。

「あーーーーーっ！！！」

☆☆☆
ああっ、文才が…ねえだ…；；
ということで、どえむなぎん先生に遊ばれる学生でしたｖ
白衣、おいしいですね＾＾＊
素敵な妄想めくるめく絵を、すだれさんありがとうございましたｖ
それから、ぎんの字さん、正露丸をありがとうございましたｖ
できたら糖衣の正露丸の方が良かったなあｗ

調子にのって加筆したんだけども、どこ向かって…ｗ
寝ますｗ

 

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【拍手お返事】
・ぎんの字さん
ぎんの字さん、こんばんはｖ
つい先ほど帰還しましたー
いやー、寒いですねー、大した晴れ間のないままＧＷが終ったって感じですｗ
やっぱり寒くてストーブオンでえすｗ
祖母の命日は過ぎちゃいましたが、美瑛の母の実家まで行ってくることができました。
色々話が出来て、母的にリフレッシュできたんじゃないでしょうか。
高校生化絵のおいしい設定（笑）
ざざっと書いたものだから、一緒に貼られてもよかったんですが（笑）
リンクしてくださるということで、妄想を逞しくしてもう少し長めにしあげてみましたよ（笑）

【拍手御礼】
下記事、さらに下記事にパチパチありがとうございますｖ

【追記でお返事】
・すだれさん
あれ？書いたばかりの記事に！なんと言うタイミング（笑）
松前の桜がようやっと開花したくらいで、まだまだ桜前線がやってきませんで、寒いです＠＠；
実家のある北海道のまん中あたりでは雪は降りませんでした。寒気恐ろしい＾＾；
すだれさんのところはあったかいんですねえ、羨ましい
あ、でも夏の凶悪な暑さを思えば、今寒いのくらい耐えますよ；；暑すぎるの苦手…
過ごしよい時節って、あっという間に過ぎちゃいますよね。
個人的には春から夏になる辺りは、一斉に花は咲くし、過ごしやすくて好きなんですが。さむっ

こちらこそ可愛い子とどえすな先生をありがとうございました//
北のくにからのネタは、あの『』は田中邦衛風ものまねでｗぎん先生が喋ったら面白いだろうなとｗ
イケメンの破壊力
ふらのへそ祭りというものがありまして、自分はドラマでしか見たことないですけど、腹に顔の絵を描いて、くねくね腹を波打たせて踊る祭りなんですが、ぎん先生から腹がそんな風に見えたっていう…
わかりにくいネタでした
何となく思いついたら書かないとならない気がしまして、勢いって恐いですねｗ
アトネ学園、漫画化は厳しいｗ
かといって小説もやっぱり難しいです（泣）

【更に追記でお返事】

・ぎんの字さん
元々大元のネタは仕上がっていてすだれさん宅でのやりとりで完了してたので、それを加筆しただけですんで＾＾
のわりには誤字だらけでｗ深夜テンション恐るべしｗ
絶対窓ひとつだけ開けて、罠はってたとしか思えないですよねｗ
毎日犠牲者が出ているに違いない！
あ、そうだ足にダンベルをつけられて牽引というネタ話だったんですが、妄想めくるめく「あー」で終るのも楽しいかも（笑）
ニヤっとしてもらえて光栄です～＾＾
北海道に桜前線　とは言っても、道南の津軽海峡近くですからね。
ジワジワと上がってくるのが楽しみです＾＾
梅も桜もツツジも一斉に咲くので、花見が楽しみですｖ
ぶらぶら見て歩くだけですけども
何度もコメントありがとうございました＾＾＊

・ねふぁさん
かなり綴りが変なところばかりでしたが、楽しんでもらえてよかったです＾＾
ぎん先生は、どう考えても攻めタイプですよねｗ
ナヨナヨしてないのと純朴なせいで、どんどん先生に遊ばれてる感じです（笑）
ねふぁくんとたむくんのコンビなら、美しく保健室を使ってそうですがｗ
どうにもラッパのＢＧＭが流れて、どんどん話が愉快な方向へ行ってしまいますｗ
コメントありがとうございますｖ