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モリの洞窟

モリエールの妄想の洞窟へようこそ

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母のカエリタイをプロデュース中に、祖母が亡くなって、野辺送りをしてきました。

以下、くらーい話です。
回避もしくは読まれてもスルーでお願いします。
どっかに吐かないと正気保てないような気がして。

危篤の連絡を受けた時、ちょうど外泊の許可が出て、点滴が終わって帰る支度をしていたところだったので、母にとっては祖母は義母であり、意識はないと言ってもお別れの時間があるならばと、急いで向かったのですが、祖母が入院している場所にはエレベーターがなく、私だけ息を引き取る前に会ってきました。
入院してから10日目で、その日の朝も「帰りたい」と連呼しているほどだったそうで…。
ほんとに急の別れとなりました。
帰省の前日に、祖母が入院しているんだと兄から連絡があったので、母の外泊を終えた足で見舞いに行ってこようと思ってましたが、急なことになって、驚きました。
ばあちゃんには、お正月に会った以来でした。
お盆は自分の体調的に母の病院往復でいっぱいいっぱいだったもんで、久しぶりに会った祖母はふた周りも小さくなっていて苦しそうで可哀想でしたが、次の日に焼香に行った時の祖母の寝顔はとても安らかでした。
息子である私の父を亡くし、続けて父の弟であるおじも亡くし、先に逝くとは何て親不孝をするんだと、近親者が次々と亡くなる中、ここ数年は早くみんなのいる場所へ行きたいと言っていたそうで。
ようやく悲しみと長の寝たきり生活から開放されて、祖母はきっと今は自由になって、待っているであろう父たちと会えたのかなって思います。
もう家を訪ねてもどこにもいないと思うと淋しいです。
おばがずっと祖母の介護を担ってきたのですが、おばの憔悴した姿を見ると、それはいつか迎える私の姿でもあり、とても切なくなってしまいました。
いつか来る日を覚悟しているけれど、戻れない道を来ているのだといつも心に置こうと努めているけれど、耐えられるんだろうかと。
祭壇や火葬場の光景にだいぶ揺れました。
怖いです。ほんとに怖いです。
母が用意してくれているこの優しい別れの準備期間を、どうにも有効活用できてないふがいなさです。
いつもは煌々と明かりの灯った家から帰路についてたというのに、電気を消して鍵を掛けて、走っていくバスから見える真っ暗な実家にすら寂しさを感じるというのに。
大きな手術をした後で、雪道は危ないからと、窓を開けてバスで通っていく私に手を振ってくれたかつての母の姿を思い出しては胸が塞がるというのに。
月日はほんと残酷ですね。
自分を育てた土壌をすべて失ったら、私はちゃんと立っていられるのだろうか。。
今回の帰省は、思いがけないことになり神経をすっかり磨耗しました。
色々凹んでいたってしょうがないんで、愉しいお絵描きで愉快な空気吸い込んで、悲しい思いは無人島小説にねじこんで昇華させていくですよ。
タイムリーにそういうエピを書いていたりして…。
なんてこったい。
私ちゃんと続きを書けるんだろうか@@;
変にリアル仕上げになりそうで怖いわ。

根はしぶとく図太いんで、また数日立ったら持ち直すんですが、弱音吐いてみました。
大丈夫。大丈夫。
これは誰もが通る道。
たくさんのシテアゲタイを実行して積み上げることができたなら、きっと後悔しないはず。
いつかの日のその後を生きていける糧になるはず。
ものが食べれるうちは越えられるとかなんとかぶつくさいいながら、次のカエリタイをガンバルです。
次のカエリタイではモチツキをプロデュース予定。
ついさっき届いたおばからの本日の母の様子報告で、モチツキに本人はりきっているのが救いです。

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