たくさんの花が

こんにちは。

祖母の野辺送りにいってまいりました。

昨日はとても暑くて、

何年か前に他界した祖父の葬儀のことも鮮明に思い出したりして…。

ここ数日の行事で、疲労困憊のおばさんたちに代わって、

深夜三時過ぎまで、祭壇前で線香の守り人をしてました。

蚊取り線香のようなグルグル線香が準備させてるから、しなくてもいいんだけど。

何となく、寂しいかな…。

じいちゃんもそうやって晩を過ごしたんだし…。

さすがに眠くなってきたところ、

長男であるおじさんが起き出してきたので、

しばし様子を見て交代してもらった。

また寝ちゃうのかもしれないからね。

祭壇の祖母の写真を見上げるおじさんの横顔は、

なんとも言えず物悲しくて。

壁に寄りかかってみてたのだけど、

今までの色んなことを思い出している、そんな顔つきだった。

『大往生』

そうおじさんは言ってたけど、

やっぱり亡くしてしまうのは悲しいこと。

どんなにそのいつかを覚悟していても、やっぱり足がすくんでしまう自分がいます。


沢山の花に埋もれて眠るばあちゃんは小さくて、とても愛らしかった。

葬儀やさんの粋なはからいで、

娘たちに少し早い母の日としてカーネーションを入れてあげて、と

祭壇に飾られた花をおばさんやお母さんはとってきて何度も花を並べました。

赤やピンクの花の色が鮮やかで、

最後の母の日の贈り物に、

泣けて泣けてしまったです。

花が大好きだったばあちゃんの旅立ちに、

今年はあわせたかのように、

最後のドライブの景色には、桜が沢山咲いていました。



そして帰路につきまして。

さすがに二時間半しか寝ない日程はきつくって、

しかもちょいとヒールの高い靴のせいで、

足に思いっきり靴擦れできちゃって、

荷物は重たいわ、

階段は多いわ、

ヨロヨロで戻ってきました。

ぐったり。

あまりの暑さに鼻血はふいちゃうし、参っちゃいますね、自分に（苦笑）