冥府の花嫁

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ギリシャ神話より、冥府の神ハデスとペルセフォネーです。

野原で妖精たちと花摘みをしていたペルセフォネーは、無理やりつれさらわれて花嫁にされてしまうのでした。
ペルセフォネーに恋をしたけれど、冥府暮らしのためか女性への接し方がわからないというハデスの相談に、彼女の父であるゼウスが、強引なほうが女性に好印象という刷り込みをして、彼女が好きな水仙の花を仕掛けたのでした。
そして起こった誘拐劇に、彼女の母である豊穣の女神デメテルは激怒します。
娘を探す間、大地は荒廃し続けました。
放浪の果てに娘を冥府から連れ帰ったものの、すでにその時彼女は冥府の食べ物を食した後で、食べてしまったザクロの数だけ冥府で暮すことになりました。
母の怒りと悲しみは、彼女のいない季節に、地上への実りをもたらすのをやめてしまいました。
以来、冬という季節が生まれたそうです。

ちなみにハデスはデメテルの弟。夫にあたるゼウスもデメテルの弟…。
うーん、何てギリシャ神話って濃ゆくてアバンチュール（笑）
 

ということで、ＶＳ二枚目にしてラスト絵が完成です！

髪の毛と服のしわしわに泣けました＠＠；

陰影と立体感に翻弄。

どうしても集中が持続しないんで、ブラブラしながらちょび塗りしてたんで、工程数の割りに描画時間がエライことになってました＾＾；

↓ちなみに線画はこんな感じ。
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/ca1b61a0d6d02016311a83b85b5b7b9f/1275193956

線画からみると、ハデスがすごい凶悪になりました（笑）

そして、ハデスの手がどうにも違和感で、前に出すポーズに悶絶したという。

途中楽なグーで終らそうと考えたんですけど、やっぱり威圧のあるポーズにしたかったので、粘ったんですけど、結局厚塗りで補正しちゃった。薬指がどうにも決まらなかった。

自分の線画の完成度に泣けます；；


この絵を描くのに当たって、ガンガン聞いてた曲をご紹介。
強引に決めたるで～！みたいなイメージを膨らませてました。

【ようつべ】スキマスイッチ　ゴールデンタイムラバー
http://www.youtube.com/watch?v=0iAF8TJAqp4

絵のイメージと全然合ってませんけど（笑）

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【つぶやき】

SHABONさんへ
小説の挿絵だなんて凄いです。
六月一日発売ということで、とても楽しみです＾＾＊

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【拍手お返事】

SHABONさんへ
わー、ありがとうございます＞＜
今日も書店に行って、ここに六月になったら並ぶのかしら？と思うとすごくワクワクしました！
すーごく好きになった小説の絵を描くのと違って、依頼で内容を読み解いて、イメージの浮かぶ絵を描くってすごく大変な作業だったと思うんです。
SHABONさんの描くキャラは、女の子も男の子もとっても素敵なので、これは手に入れたいと、コバルト買うの実に久々すぎてドキドキしますが、そこは思い切ってレジに行こうと思いますｖ
今回のＶＳ絵に、さらに色気たっぷりな絵！にまでほめてくださって嬉しいです＞＜＊
足の角度には難儀したので、あと色が吸収されたり；；
あ、でもSHABONさんのマニアック心をつつけたことにガッツポーズですｖ
塗りは今だどうしましょうな状態で、なるようにしかならんって感じの模索塗りなんですが、嬉しいです！
意図してないんですけど何でかマット仕上げになってしまって、でも個性だなんて感無量です＞＜
SHABONさんみたいに、線画を生かした塗り技を会得したいのですが、まだまだです。
こちらこそニヨニヨ読ませてもらいました。ありがとうございます！