モリの洞窟
モリエールの妄想の洞窟へようこそ
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雪がとけたなーって思ったら、あっというまに桜が咲き、今日は行く先々の桜が散り始めてました。
母の一周忌、父の十七回忌も無事勤めました。
そろそろ住職の予定をおさえなくっちゃ。なーんて思ってた二月の月命日に、ひょっこりとぬいぐるみを抱いた母が夢に出てきて、病気が悪化してから、ずっとしていたように腕を組んで二人足並み揃える様にゆっくりゆっくり歩いていく夢を見て、そろそろ手続きせえよ、と言われてる気がして、兄貴がやるべきことなんだけど、二人は夢なんか見ないっていうし、ご指名きちゃったと思って、がんばりました^^;
実家でやったので、もうワタワタしてるうちに、来てくれた両親の兄弟たちが帰っていった…という。何だか話をしたようなしてないような。
「全然変わってないねえ」
と秋分の日以来に会う母の妹に言われて、片付け進んでなくって、苦笑いするしかない。
法事の前の晩に片付けしようと、普段は開けない引き出しを開けたら、病院の書類などが出てきた。
入院のしおりの裏に、日付とちょっとした日記と、お見舞いに来た人の名と、何を貰ったかを書いてあるものは、メッセージでもないけど、母の字で書いてあると、なかなか捨てられなくて困るです。
母の妹たちも、それを見て、しんみりして、亡くなった母の父、祖父も、入院していた時に、同じように書いていたんだよねって話していて、親子だなーと思ったりしました。
いつもお盆の時しか納骨堂へは行かないんだけど、母がいつもそうしてたように、母と父の骨壷だっこしてきてやったわ。
涙腺がいつもゆるいので、誰もいなくて仏様だけしかいなくてよかった。
一年が過ぎたけど、やっぱりさみしいなあ。
話したいことが、なんのかんのと増えていくから困る。
母が若い頃、祖父が関西に旅行に行って、子供たちにと、名前を彫った包丁をお土産に貰った包丁があり、母はそれを大事にしていた。
去年片付けをしていたら、冷蔵庫の上にあって、使わないうちに、持ち主不在になったじゃないの~と、ちょっと曲がった包丁を使わされていた私は、使ってしまえと出してみたら、流石の切れ味。軽くて使いやすい。母いわく刺身専用なのも納得。
母の妹たちは、とっくの昔に錆びらせて捨てたと聞いていたけど、使わないと勿体無いなと、実家で暮らしてる兄が使えば、包丁も冥利じゃない?
私も、かつて母が出資してくれて買った、自分の名前入り和包丁を使うことにした。
京都源久秀の三徳。
大事にしまいすぎて、使わず果てたら勿体無い。
だがしかし、おばさんたちが言ってたとおり、すごい錆びやすいww
料理が終わるたび、きっちり水気を拭いてても、最初の美しさが日々そがれてる気がするのに、実家の母の名入り包丁は、お正月に会ったら、激しく錆びていて、出したのを後悔。
このままでは、母に枕元に立たれる…!祖父も一緒に来られたら…嬉しいけど怒ってる顔は見たくないかな^^;
それで、一周忌前に、密林で、ステンレス包丁を仕入れて、洗いっぱなしの兄にぴったりのと交換してきましたよ。
包丁はとぎに出して、ピカピカきれいになって戻ってきました。
「○子さん包丁持ってっちゃうの~?」
いつもおっかさんのことを、お袋呼びな兄が、母の名前呼びしてさびしそうだったので、包丁は私が持つべきか迷ってきちゃうじゃないかー
おっかさん、これどうしたらいいですか^^;
渡せば錆びらせるのは間違いないので、悩ましい。
今年の目標は、心を鬼にして、使わないもの使えないものは徹底的に処分進めてくことかな。がんばろ。
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